アンプ内蔵小型光電スイッチIDECがレーザタイプ微小ワークや高速移動ワークを安定的に検出

IDECは、市場要求が高い微小ワークや高速移動ワークを安定検出するアンプ内蔵小型光電スイッチ「SA1E―L形」のレーザタイプ本体バリエーション24機種を発売した。標準価格は、透過形ケーブルタイプ2万円、同コネクタタイプ2万1200円、偏光回帰反射形ケーブルタイプ1万5000円、同コネクタタイプ1万5600円、距離設定反射形ケーブルタイプ2万3000円、同コネクタタイプ2万3600円。初年度販売目標は1万個。 新製品は、小スポットで視認性を高めたレーザ光と、同社独自の光学設計と生産技術により、微小ワークや、高速で流れるライン上のワーク検出など、高精度検出が要求されるアプリケーションに対応する。

筐体機械軸と照射レーザ光軸の高精度並行化を実現。余分なズレを最小限に抑える構造で、機械や設備に設置する際の光軸調整に手間がかからず、検出距離が長い場合や、小さなワークを読み取る場合に威力を発揮する。

応答速度250μ秒の実現で、ライン上を狭い間隔で高速に移動するワークを確実に検出する。

見やすく小さいスポット光により、微小ワーク検出やわずかな隙間からの検出・位置決めが簡単。投光レーザは安全なクラス1(IEC、JIS、FDA)。

光源の赤色レーザは視認性が良く、近距離でも30メートルの長距離でも検出位置が確認できる。保護構造IP67で、粉塵環境や水蒸気の中でも余裕を持った検出が可能。

透過形(検出距離30メートル)、偏光回帰反射形(同0・3~10メートル)、距離設定反射形(BGSタイプ、同20~300ミリ)の3タイプを用意し、多彩な検出ニーズに対応している。ケーブルタイプは1、2、5メートルが完備。用途は食品機械の容器キャップの有無・浮き検出やボトル数量カウント、搬送機械のコンベヤはみ出し検出や隙間からのワーク検出、包装機械の紙の通過検出、半導体製造装置の半導体ウエハの位置ズレ検出、そのほか金属部品の穴加工検出やドリル折れ検出、バリ取り確認、立体駐車場での車の停車位置確認など。

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