制御用途にも活用横河が無線フィールド機器ハードと通信経路完全二重化

横河電機は、インダストリアル・オートメーション用無線通信規格ISA100・11aに準拠したプラント向けのフィールド無線用システム機器3機種と、無線フィールド機器2機種を今月から順次発売していく。2013年度2000システムの販売を計画。 今回発売する製品は、大規模・高信頼なフィールド無線システムの構築や、中小規模のフィールド無線システム向けでの同社従来製品ともシームレスに接続でき、フィールド無線ネットワークを大幅に拡張できる。

プラントを構成する差圧・圧力伝送器や温度伝送器などのフィールド機器と生産制御システム間の通信無線化は、通信ケーブルや敷設コストの削減および、高所や移動体など配線が困難な場所への機器設置も可能になるなど、多くのメリットがある。

同社は、10年7月から、簡素なシステム構成で初めての人でもフィールド無線システムを導入しやすい「フィールド無線用一体形ゲートウェイ

YFGW710」を中心としたシステムを販売している。今回は、大規模・高信頼なプラント向けに、フィールド無線用システム機器や通信経路(生産制御システムと無線フィールド機器間)に障害が発生した場合でも、バックアップ用機器の通信経路に自動で切り替えて正常に稼働させることができるようにした。ハードウェアと通信経路の完全二重化により高い信頼性を実現したことで、無線通信を従来の監視用途のみならず、制御用途に活用する可能性が高まる。

また、従来品のYFGW710比で、10倍の無線フィールド機器をフィールド無線用管理ステーション1台で管理することが可能。

さらに、フィールド無線用管理ステーションとフィールド無線用アクセスポイントは、パソコン用などに普及している通信規格100BASE―TX、100BASE―FX無線LAN規格IEEE802・11シリーズに対応しているため、これらの規格に準拠したネットワークも取り込むこともでき、既存の資産を活かして最小限の投資で、大規模な無線システムの構築が容易になる。

その他、差圧・圧力伝送器「EJX―Lシリーズ」と温度伝送器「YTA510」のアンテナの取り外しが可能になり、ケーブルを使って本体からアンテナを離して電波状態のよい場所に設置することができる、長距離通信をしたい場合は、高利得アンテナを選択することも可能で同社従来製品比最大4倍の長距離無線通信が実現できる、などの特徴を持つ。

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