回転制御性能を向上高精度なコンベヤー搬送実現三菱がギヤードモーター

2011年11月30日

三菱電機は、主に生産ラインでのベルトコンベヤーなどに使用されるギヤードモーターの新製品として、永久磁石を使用し従来機種よりも回転制御性能や効率を大幅に向上した「S―PMシリーズ」と専用ドライブユニットを来年1月20日から発売する。

標準価格は、ギヤードモーターが4万6700~49万6200円、専用ドライブユニットが7万7000円。2012年度各1万台の販売を計画している。

新製品は、新開発のセンサーレス制御技術により、エンコーダーを使用せずにモーターの電流値から回転速度を制御している。回転速度の変動率を〓〓0・05%に抑えて複数のモーター軸を同期させており、搬送に最適な指示通りの回転速度で運転できるため、重量物でも高精度なコンベヤー搬送を実現できる。

また、回転子に永久磁石を組み込むことでIE3レベルの高効率化を達成しており、機械装置の省エネに貢献するとともに、発熱を抑えたモーターと最適構造設計により、モーター部分の体積比で20~40%の小型化を実現している。

さらに、0・75kW以下の機種は外扇ファンが不要なためクリーンルーム内での使用も可能で、しかもモーター停止中でも磁界を発生し位置ずれを防ぐ予備励磁機能を搭載し、水平搬送時は従来の機械ブレーキの代替も可能。

その他、エンコーダーがないため、ギヤードモーターとドライブユニット間の配線も容易になっている。