課題と対策2011年版 重電産業編 現地化の推進、ニーズへの適合

2011年11月16日

【現状】 重電産業は、国内外の電力産業などに用いられる発電・送変電設備及び産業用電気機器を供給する我が国の基幹産業である。 1990年代中頃までは、国内電力産業の定期的な設備投資や公共投資などにより一定規模の発注量があったが、電力自由化の下での設備投資効率向上への取り組みや公共投資の削減などにより電力産業及び官公庁の需要は減少傾向で推移している。特に、国内の主要電力会社の2007年度の設備投資は約1・9兆円であったが、これは1993年の設備投資額(ピーク時)の半分以下の水準であり、全体としての生産規模は大きく減少してきた。一方、近年、経済活動が活発化するアジア諸国での電力需要の高まりの中で、輸…