鉄道技術展ブース見どころ 日本開閉器工業直流トグルスイッチ「s-821D/-822D」小型ながら400V10A対応

日本開閉器工業は、産業用を中心とした操作用スイッチの総合大手メーカーとして幅広い品ぞろえにより、国内外で高い実績を有する。鉄道関係にも取り組みを強めており、このほど鉄道車両などに最適な新製品のDC400V対応の直流専用トグルスイッチ「S―821D/S―822D」を新発売した。

新製品は、スイッチ操作部分を除いて42(横)×24(縦)×34(奥行き)ミリの小型形状ながら400V10Aの直流抵抗負荷に対応、10~30Aの大電流切り替えで使用できる。

直流の大きな負荷開閉は遮断時にアークを発生することから、同社では「磁気吹き消し方式」でアークの消去を行っている。この方法は、内部に永久磁石を内蔵して、アークをある限界長さ以上に引き伸ばし消去させるもの。

また、ケース成形材料は難燃材UL94V―0の特殊樹脂を採用し、耐アーク性、絶縁性、自己消火性にも優れている。

主な用途は、環境・直流給電化の社会ニーズに対応したソーラーパネル用接続箱や直流給電サーバー、LED照明、鉄道車両など。
(http://www.nikkai.co.jp)(紙上参加)

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