パナソニック電工基板材料生産能力を倍増電子材料事業をさらに強化

パナソニック電工は、スマートフォンやタブレットPCなどの需要拡大に対応するため、同社電子材料部門の南四日市事業所(三重県四日市市)に、年産100万平方メートルのフレキシブル基板材料の製造ラインを新たに導入、10月から稼働を開始し、年間の生産能力を200万平方メートルに倍増する。

同社のフレキシブル基板材料「FELIOS(フェリオス)」は、独自の面圧成形技術により、優れた寸法安定性を有し、スマートフォンや携帯電話用途に幅広く採用されている。スマートフォンやタブレットPCなどモバイル機器の需要は、今後も世界的に一層拡大することが予想される。

こうした動きに対応するため、同社では情報通信における大容量・高速伝送化に対応する、LCP(液晶ポリマー)など高機能フレキシブル基板材料の生産・販売の強化を図る方針で、フレキシブル基板材料事業では、2013年度に年間40億円のグローバル販売を目指している。

なお、新製造ラインは同社南四日市事業所と、連結製造会社であるパナソニック電工四日市の南工場に新設される。

同社では、今回のフレキシブル基板材料の生産能力増強に加え、今年7月には、凸版印刷と巴川製紙所と合弁で、モバイル機器や液晶ディスプレイなどに使用される光学フィルム(反射防止フィルムなど)の合弁会社の設立を発表、こうした事業拡充を通じ、モバイル機器向けの電子材料事業をさらに強化する。

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