【名古屋】河村電器産業（愛知県瀬戸市暁町３―86、TEL０５６１―８６―８１１１、河村幸俊社長）は、復旧処理の作業時間と作業経費を削減する自動復帰ブレーカ「ＡＲＢＳ」「ＡＲＢＬ」＝写真＝を発売した。再投入装置が付いており、雷サージなどによるトリップを自動復旧できるため、無人基地局の電源盤に適している。
サージ検出機能により、ブレーカのトリップ要因が「サージ電流」か「負荷異常」かを認識して再投入を行う。負荷異常と判断した場合は再投入を行わない。
様々な動作モード設定が可能で、再投入条件設定（サージ電流によるトリップ時／サージ電流または負荷異常によるトリップ時）、再投入時間設定（５秒後／10秒後／30秒後／１分後）、自動復帰条件設定などが行える。
大型サージアブソーバーの採用により、サージ耐電圧や繰り返し耐量が優れており、耐雷電圧は30ＫＶ。「負荷異常」と判断した「遮断」状態時には、遠隔地へ警報信号を送ることができる外部接点出力も備える。また、電源スイッチで電源回路と自動復帰用の操作回路を切り離すことができ、誤投入防止に役立つ。施工時やメンテナンス時にも安全。
ノーヒューズブレーカ仕様、漏電ブレーカ仕様、フレーム（30ＡＦ、60ＡＦ、１００ＡＦ）など各タイプが用意され、市町村防災システム、道路交通情報、携帯基地局などに適している。
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
