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高速CPUと最新OSを搭載 デジタル1Gビット高速デュアル通信に対応産業用ボックスコンピュータ発売

デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、安村義彦社長)は、高速CPUと最新OS/インターフェイスを搭載し、高機能な装置に対応する産業用ビルトインコンピュータ「PS―4000B」=写真=を発売した。CPUやスロット数による組み合わせで31機種あり、標準価格は32万~48万1000円。2013年までの3年間で3000台の販売を見込む。

PS―4000Bは、場所を選ばない省スペースの産業用ビルトインコンピュータ。CPUは、一般のコンピュータで主流となっているインテルの最新高速Dual
Core
CPU「Core

Duo
2・26GHz」を搭載。

拡張スロットは、高速バスPCI
Expressを搭載。高速CPUと高速バス対応で、高速な生産データ処理が必要な印刷機械や半導体製造装置など、高機能な装置に対応する。

また、WindowsXP、同Embedded
Standard2009、最新OSのWindows7
32bit/同Embedded
Standard7に対応。オフィス環境と同じ最新OSが、生産現場でもシステム変更できる。

ネットワークは、1ギガビットの高速Dual
EtherNet(1000Base)を2インターフェイス搭載。

事務所へは生産系情報、生産現場へは制御系情報を高速で通信させることができる。

大型ヒートシンクとインテリジェンス・ファン制御により部品の長寿命化を実現。安定的な機械運転が実現可能なファンレスモデルもあり、メンテナンス業務を大幅に軽減する。さらに、モジュラー構造なので顧客の仕様に最適な機種を選ぶことができ、フロント部から簡単にメンテナンスできる。

また、ハードディスク搭載モデルでも24時間の連続稼働が可能で、半導体分野、FPD業界など連続稼働が求められるシステムに最適である。

サポート体制は、世界20カ国の拠点によるワールドワイドのサポート体制を実現。さらに5年以上の製品供給体制や、OSライセンス契約により長期的な製品供給が可能である。