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河村電器産業インタロックで安全性確保非常用電源切替盤を発売

【名古屋】河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3―86、TEL0561―86―8111、河村幸俊社長)は、一般電源と発電機電源を安全に切り替えることができる非常用電源切替盤を発売した。

高速電源切替開閉器「MC―DT」を組み込んだ「自動タイプ」と、機械連動子を操作する「簡易手動タイプ」がある。

「自動タイプ」は、高速電源切替開閉器を組み込んだ分電盤で、発電機の導入時に短納期、低価格で対応する。

動作の仕組みは、一般電源の給電時に停電を検出すると、発電機給電を行うため「MC―DT」が発電機側の電源を投入する。そして、一般電源の復電を検出し復帰を確認した後、「MC―DT」が一般側電源を投入する。

「簡易手動タイプ」は、機械連動子を操作して、一般電源と発電機電源を手動で切り替えることができる。

機械連動子のインターロック機構により、一般電源と発電機電源の同時通電を防止しており、安全性を高めている。

顧客の幅広いニーズに応えられるように、様々な「MC―DT」の容量、キャビネットサイズ、電線サイズ、定格電流を用意している。