デジタルアローと合併表示器シグナル機器提供

デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、安村義彦社長)は、シグナリング機器メーカーのアロー(本社同、アルノ・モンディCEO)を、4月1日付けで合併、新会社デジタルとしてスタートした。両社ともシュナイダーエレクトリック(本社フランス)の子会社となる。

シュナイダーは産業分野として、HMI(タッチパネル付き表示器)、シグナリング、押しボタン、リレーの4つの事業がある。デジタルは今回の合併により、日本をコンペテンスセンター(司令塔)として、世界の顧客に向け、HMIとシグナリングの分野でソリューションとサービスの提供を行う。

具体的には、HMIとシグナリングの2事業におけるマーケティング・企画開発・生産・販売などの部門を一体化させることで事業推進の効率化を図る。マーケティングや開発では共通のプロセス運用を開始、業務の効率化と進行管理を行う。生産面では、ERP(企業全体の経営資源有効活用)との連動をスムーズに行えるよう、作業環境を整え生産効率と品質の向上を目指す。

販売部門では仙台、東京、神奈川、名古屋、大阪、広島、福岡などの拠点は昨年すでに統合しており、今後は100人を超える営業部隊で、個々の営業担当者が持っていた販売チャネルの共通化と効率的な営業活動を行う。

デジタルのタッチパネル付き表示器は、工作機械などに取り付け、タッチパネルによる機械の操作が可能で、機械の稼働状況やエラー発生などを表示し、オペレータに知らせる。一方、シグナリング機器は、機械の稼働状況やエラー発生などを音や色、光などでオペレータに知らせる機能がある。

HMIとシグナリングを結びつけることで、生産現場のオペレータに機械の稼働状況を知らせることができ、人と機械のインターフェイスの役割を担う共通の特徴を活かした効果的な提案、ソリューションを進めていくことが可能。

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