安全対策機器市場が再び拡大基調 安全意識の高まりと設備投資回復で需要が回復 安全機器の電子化制御進展で欧州機械指令改定へ パーフォマンスレベルの評価に移行ローコスト安全ニーズもとり込みへ

2011年3月16日

製造業において労働安全対策への取り組みが進んでいる。厚生労働省が発表した2010年(1~12月)の労働災害事故による死傷者数の速報値は、全産業で前年比2・6%増の8万4968人と増加したことも背景にある。とりわけ機械安全対策は国際的な法律面の整備もあり、取り組みが急務となっている。主な対策として、現場で働く人の安全意識の向上とともに、ミスなどによるうっかりした誤操作でも事故を防げるような対策が施されている。こうした背景には企業の社会的責任(CSR)の一環として、事故を起こさない企業風土の創出も求められる社会的変化の影響も大きい。製造業はようやくリーマン・ショックから立ち直り、設備投資も回復傾向…