2011年わが社の経営戦略 次の飛躍に備え種蒔き推進

当社は日本たばこ(JT)のグループ会社であるが、私共の部門は、ものづくり現場のハードとソフトをつなぐシステムインテグレーション(SI)とパッケージソフト開発を主に事業展開している。2011年3月期の部門売り上げは、前期よりは多少良好になるものと見込んでいる。来期から暫くの間は、JT工場の生産設備に大幅に手を加えるプロジェクトが本格的に動く予定となっており、これに対応したシステム開発が来期ピークを迎える。また引き続き食品系グループ会社からは、食の安全・安心の実現、品質管理強化に向けた受注が見込まれる。来期については例年以上の事業量が見込まれるものの、12年度以降については不透明で、現時点では相当厳しくなるものと思われる。このため、将来の事業展開に向けた、種蒔き・仕込みにも注力していく考えである。

従前よりJOYシリーズパッケージソフトの市場認知度は高まってきたものの、ソリューションビジネスでのそれはまだまだ低い。その実現のため、プロジェクト管理能力の一層の向上・強化に向けた人材育成を図っていく必要がある。加えて、ホームページのリニューアル化も図り、事業アピールをしていく。昨年末、パッケージソフトのユーザと当社の開発技術者とで技術交流会を開催した。この会合で、ユーザからの要望や課題などを直接聞かせてもらうことができ、今後の開発に反映し、これまで以上に満足頂けるソフトにしていきたい。併せて新規パッケージソフトの開発等についても検討を進める。現在SIパートナーは119社となっているが、今後は特にBA領域でのメンバーを増やしたい。

来期は、中期経営計画の最後の年でもあり、良好な成果が得られるよう全力を挙げて取り組む。一方で、新中期経営計画策定の年でもあり、将来の飛躍に向けた地盤固めの年としたい。

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