電源管理のプロフェッショナルとしてビジネスを守るAPCはじめに UPSとは UPSの必要性 電源のトラブルは生産現場でも大きな損失の原因 使用環境に応じたUPSを最適な運転方法で開発・提供 電源管理のプロフェッショナルから、トータルエネルギーマネジメントカンパニーへ

今日「常にオン、常に使用可能」が常識となっており、ビジネスに中断は許されず、ダウンタイムはコストに換算される。AmericanPowerConversion
(APC)は、ダウンタイムやデータ破損の主要原因となる電源問題に対する防護策を提供している。APCはネットワークに必須の物理インフラのグローバルリーダーとして、品質、革新性、サポートに業界の基準を設けている。一般家庭用と企業環境用に設計された包括的なソリューションを提供し、あらゆるサイズの精密電子機器、ネットワーク機器、通信機器、および工業機器の管理性・可用性・性能を改善している。

APCは本社を米国ロードアイランド州ウエストキングストンに置き、世界各地にセールス拠点を設けて、3大陸で製造ラインが稼働している。このワールドワイド展開によって、供給能力と低価格を実現し、顧客のニーズに応えている。

品質、革新性、業界先端のサービスとサポートで知られるが、特にUPS(無停電電源装置)の分野では国内トップシェアを有し、電源管理のリーディングカンパニーとして顧客の多様なニーズに応えられるよう絶えず努力をしている。UPSとは、「UninterruptiblePowerSupply」の略で、日本語では「無停電電源装置」と言われている。コンピューター機器をはじめ、商用電源で動いている機器では、停電などの電源障害が発生した際に、バックアップ電源を供給し、作業の継続に支障をきたさないようにすることが必要である。

電源障害によって、システムがダウンすることでさまざまな業務がストップすることとなり、企業活動に深刻な打撃を与えかねない。ここで重要となるのが、システムのアベイラビリティ(可用性:止まることなく、常に利用できる状態にあること)である。

APC製UPSのラインナップには、UPS電源管理ソフトウェアやUPSアクセサリーなどとあわせて使用することにより、OSの自動シャットダウンやネットワーク経由で電源環境の監視・管理を行うことが可能になり、高いアベイラビリティを提供している。停電・電圧低下・雷サージなどのさまざまな電源障害は、ハードウェア損傷、データ損失・ファイル破壊などを引き起こし、これらのシステム障害の復旧には莫大な時間と費用を要する。

LAN・インターネットなど情報通信機器の普及により、ネットワーク全体のアベイラビリティが重要となってきている。ネットワークシステムの停止は物的損害だけでなく、ビジネス機会の損失や信用の失墜など、より大きな問題へと発展していく危険性を含んでいる。こうした事態を未然に防ぐためにもUPSは欠かせない。昨今、生産ラインが高度にシステム化されてきており、電源電圧が一時的に低下する瞬時電圧低下や短時間停電が発生すると、装置停止による仕掛品の不良発生や納期の遅延により多大な損害を受けることがある。また、工場生産ラインでは、様々な機器が使用されているため、運転方式や、容量など幅広い対応が求められる。トータルパワーソリューションのプロフェッショナルとして、APCのUPSは様々な運転方式、容量をカバーしている。APCは、2007年2月、受配電・制御機器、オートメーション分野の製品開発、研修、情報提供などの各種サービスを世界106カ国で提供している
SchneiderElectricグループ(本社:フランス)の傘下に入った。SchneiderElectricは、エネルギー効率に関する課題について研究開発を積み重ね、信頼性の高いソリューションの提供を目指してきた。

ワールドワイドのネットワークと長年の実績を持つSchneiderElectricの強みを活かし、APCは安全かつ効率的なIT運用を支えるインフラ提供のみならず、地球環境に配慮したエネルギー効率の高い総合的なソリューションを幅広く提供していきたい。

(筆者=株式会社エーピーシー・ジャパン)

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