オムロンスイッチアンドデバイス 耐クーラント環境を向上独自開発のシール材を採用小型封入スイッチ発売
オムロンスイッチアンドデバイス(岡山市中区海吉2075、Tel086―277―6122、谷口宜弘社長)は、工作機械向けのリミットスイッチとして、切削油などに耐えるクーラント仕様の「形D4E小型封入スイッチ」=写真=を16日から発売した。価格はオープンで、2011年度2万個の販売を計画。
新製品は、切削油の含有成分の影響から、リミットスイッチの密封シール構造材が劣化するなどの耐久性問題に対応して、新たに独自開発のシール材料を採用し、クーラント環境での耐久性を約4倍と業界最高クラスに飛躍的な向上を図ったのが最大の特徴。
また、接続もコネクタを採用して配線やメンテナンスなど作業性が良くなっている。
取り付けも、従来の形D4Eと互換性を確保している。
同社は、オムロンのスイッチ事業の開発・製造を担当する子会社として、今年4月スタートした。今回の製品は、その開発第1弾。
主な仕様は次の通り。
▽定格=DC30V2A▽電気的耐久性=DC30V2A50万回▽アクチュエータ=ローラプランジャー形▽使用周囲温度=0~7℃。
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