オプテックス・エフエー 高精度のカラー識別実現 画像センサをリニューアル

オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、高精度のカラー識別を実現したリニューアルの画像センサ「CVS2―Rシリーズ」=写真=を発売した。標準価格は従来のCVS2シリーズと同じ13万8000円。

同社が、04年に発売したCVS2シリーズは、色をその面積で判別する色判別や、方向や形状を判別するパターンマッチングセンサとしての2つの使い方が可能で、あらゆる部品や食品の検査工程などで幅広く採用されている画像センサ。

色判別モードは、2色のAND/OR検出に加え、色による仕分けも可能。登録パターンと撮影画像を比較し一致度を判別、6万5536色の高精度なカラー識別が可能で、同シリーズをリニューアルしたのがCVS2―Rシリーズ。

リニューアル内容は、モニタサイズを1・5インチから1・8インチに変更し、日本語の表示モードを新たに追加した。同期入力や外部ティーチング入力使用時でも15バンクの切り換えができ、内蔵照明の輝度調整も可能である。

新シリーズは、基本操作や外形寸法などCVS2シリーズと互換性を保ちつつ、さらに使いやすさを向上した。用途例は、複数色の段ボールのマーク検知、LEDの点灯・配置確認、エアバッグ部品の方向判別など。

標準タイプ、長距離タイプ、近距離広角タイプ、狭視界タイプ、超狭視界タイプをラインナップ。また、同社は、簡単・低価格で構築可能な、印字とバーコード・2次元コードの内容照合システムも発売した。標準価格は50万円程度。

専用のソフトウェアを搭載することで、シーケンサを介さずに印字とコードの読み取り結果が簡単に照合できるシステム。食品や医薬品の包装工程などで、文字認識カメラで読み取った賞味使用期限や商品コード、製造番号などの印字内容と、コードリーダで読み取ったバーコードや、2次元コードの情報を照合することが可能。

主なシステム構成は、同社の画像センサコントローラ「MVS―DN」、文字認識カメラ「MVS―OCR」、さらに独SICK
AG社のコードリーダ。従来の約半額でシステム構築が可能である。

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