- 特集
- 2011年1月5日
電子式の安全対策聞きが普及 企業社会的責任から安全意識が着実に向上 グローバルなものづくり進展で安全機器も普及拡大
ものづくり現場の安全確保への取り組みが年々進んでいる。現場で働く人の安全意識の向上といった精神的取り組みから、ミスなどによるうっかりした操作でも事故を防げるような対策が施されることで、作業事故件数は着実に減少している。この背景には企業の社会的責任(CSR)の一環として、事故を起こさない企業風土の創出も求められる社会的変化の影響も大きい。リーマンショックの影響から企業の設備投資が抑制される状況から、安全対策市場も影響を受けているものの、中長期的には確実に伸長する。安全機器も、機械的な方法からソフトウェアなども含めた電子式の安全対策機器が増加して変化を見せている。生産・販売市場のグローバル化、新興国でのものづくりの増加などが進む中で、安全対策機器の市場も変わりつつあり、さらに機能安全、防犯・防災、情報セキュリティ、さらには製品安全といった広義の安全対応も社会的に重要になってきており、安全を取り巻く環境はより輻輳化の傾向を見せている。
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電子式の安全対策聞きが普及 企業社会的責任から安全意識が着実に向上 グローバルなものづくり進展で安全機器も普及拡大 「セーフティベーシックアセッサ資格」が今年度カラスタート
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