求められる新興国市場拡大 (2)電線ケーブル・光ファイバ産業

2010年7月21日

1現状 電線ケーブル・光ファイバは、様々な分野で幅広く使用される中間素材であり産業規模は、出荷額約2・4兆円、従業者数約3・4万人である。銅電線の国内生産量(2008年)は約74・1万トンで、世界第3位となっている。 電線ケーブル産業は、世界的に競争が激化して業界再編が進み、欧州で2強体制、米国で3強体制となっている。我が国企業は、売上高ではこれら企業と同水準の規模にあるが、電力用分野で大手3グループ体制(住友電気工業・日立電線、古河電気工業・フジクラ、三菱電線工業・昭和電線ホールディングス)になるなど各分野で企業グループを越えた事業統合や、子会社の整理などのグループ内再編が行われており、コス…