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昭電 省スペース、ローコストを実現雷サージ保護機器2機種発売

昭電(東京都墨田区太平4―3―8、tel03―5819―8373、太田光昭社長)は、避雷対策の電源用SPD(サージ保護デバイス)として、ハイエンドの「ASLETE(アスリート)APNシリーズ」とコストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルの「PNシリーズ」を6月から発売した。価格はオープン。年間各1万台の販売を計画。

いずれも、電源盤や分電盤に設置することで電源線から侵入する雷サージから電源設備や通信機器を守ることが出来る。

APNシリーズは、業界初のSPDに遮断容量10kA対応の分離器を内蔵することで、保守用漏電遮断機が不要となり、省スペース化を実現している。

また、業界初のSPD故障時の警報信号接点を電子回路化することで誤動作、不要動作がなくなり、信頼性・安全性も向上。

さらに、プラグイン構造により、SPDプラグのみの交換が可能で、電源無停止で保守・点検も容易に行える。最大放電電流(8/20クラスII)はImax20kA。JIS協約寸法に準拠し、3相一体型にすることで省スペース化に対応している。

一方、PNシリーズは電流耐量(8/20クラスII)を10kA、20kAに抑えることで、低コストを実現。

また、JIS協約寸法に準拠し、3相一体型にすることで省スペース化に対応している。

さらに、国土交通省仕様にも準拠し、環境に配慮したRoHS対応製品となっている。