シュロフ 国内市場開拓へ外注と連携日本発想製品で競争力発揮

シュロフ(横浜市港北区新横浜2―5―1、tel045―476―0281、堀内朋和社長)は、日本市場開拓に向け国内の外注との結びつきを強めた戦略を推進する。欧米からの製品だけでなく、日本市場の発想による製品も開発し、競争力を高める方針だ。

同社は、米・ペンテェア・テクニカル・プロダクツ(PTP)グループの1社として、産業用エレクトロニクスの標準パッケージング・システム、エンクロージャーの販売を行っている。

従来は、国際規格に準拠した欧米製品を、情報通信市場を中心に販売し実績を上げてきた。

「マーケットが大きく変化しており、それに合わせた戦略が必要である。シュリンク気味の情報通信市場から社会インフラ市場の鉄道、電力や医療分野などにシフトしていく」(堀内社長)としており、昨年末頃から注力する製品もサブラックに加え、エレクトロニクス用制御ユニットやボックスなどでのアッセンブリも含めた拡販を進めている。この戦略推進では、協力工場や内蔵機器ベンダーといった外注との連携・活用が大きなポイントで、「海外で評価されている当社のブランド品にアッセンブリによるサービス、価格などで付加価値を提供していけば日本市場で勝てる。また、日本発想の耐震・免震性や、湿気・温度などに強い製品開発で、海外でも高い競争力の発揮に繋がる」(堀内社長)。

さらに、グローバルネットワークも同社の強みで、経済発展の著しい中国市場でも、現地での生産・販売が容易に展開できる。

堀内社長は「常に謙虚にマーケットを分析しながら、チャレンジしていきたい」と語っている。

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