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【FA関連機器2018 市場・技術展望】サーボモータ 国内外で好調な伸び

出荷額2000億円期待

サーボモータは、半導体製造装置や工作機械、ロボットなどの高精度な制御のキーデバイスとして世界的に急拡大を続けている。

アメリカの調査会社MarketsandMarketsでは、サーボモータの世界市場は2022年にかけて金額ベースで6.25%の伸びで推移し、159億米ドルに達すると予想。

日本電機工業会(JEMA)の統計によると、16年度の国内生産実績は956億6400万円、出荷実績は1691億9500万円。それに対し17年度上期は、生産実績が前年比24.8%増の563億800万円、出荷実績が32.8%増の1058億7800万円と大きく拡大。出荷は国内が627億8700万円(24%増)、輸出が430億9100万円(48.2%増)と国内・海外ともに絶好調。下期もこのまま行くと国内生産額で1000億円、出荷額で2000億円も期待される。