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中西電機工業 「『現場へ出向く』を実践」 中西政男代表取締役会長

昨年は、基本テーマに「教えていただく」、行動テーマに「信頼をつみあげる」を掲げ、日々の営業を展開してきた。こうしたテーマで全社員が頑張り、お客様にもお世話になりながら取り組んだ結果、2014年11月期は、売り上げ、利益とも前期より増やすことができた。

お客様との信頼のパイプを太く、強くしてきた結果であり、大変ありがたいことである。

今年もどのような景気動向になろうとも、お客様の「お役に立つ」の経営理念のもとで、今年度の基本テーマ「謙虚と感謝を忘れない」、行動テーマ「現場へ出向く」を掲げて、しっかり実行し、お客様の成長のお役に立ちたい。その結果として、売り上げ増加につなげていきたい。

昨年10月、制御装置やプリント基板加工などを行う勝川工場を愛知県春日井市に建設した。敷地面積3800平方メートル、床面積2700平方メートルで、本社から9キロと近く、製品供給だけでなく、顧客のモノづくりをサポートする体制も充実した。

また、地域密着型のショールームを各地に設置してきており、現在はサテライトも含めて12カ所で、顧客第一主義を具現化するための豊富な品ぞろえで即座に製品供給ができる体制を構築している。

年々、取り扱い商品は高機能化しており、さらにシステムソリューションニーズも増えている。FA課では各種システム設計から加工組み立て、装置の立ち上げまで幅広く対応し、お客様の生産性向上や省エネルギー化への提案をしている。さらに、各種技術セミナーなども開催している。今後も子会社との連携を強め、より一層多様な加工技術の要求に対応したい。