
内外電機 代表取締役社長 丹羽 一郎
2024年度は、これまで順調に来ている。2024年当初から受注が多く、後半は不本意ながら受注制限を実施するほどだった。通期業績見通しは、売上高は前年度に比べて10.2%増の184億円、営業利益と純利益は2023年度の2倍まで伸びる見通しだ。
特に高圧受電設備の受注が好調だったことが大きく貢献した。1988年から1991年のバブル経済の頃に設置されたキュービクルの更新需要が多く存在し、そのリニューアル対応に取り組んだことが功を奏した。その一方で、これまで力を入れて来たEV充電器は、EVの普及が停滞したため低調に推移している。