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不二電機工業 代表取締役社長 八木達史
2024年度は、一部の顧客で在庫調整の局面が継続したため受注が伸びず、売上高は微増となった。物価上昇にともなう材料費やエネルギーの高騰によるコスト上昇、人への投資の増加によって減益となった。
コロナ禍以降の部品入手難を理由に先納期手配で積み上がっていた受注残をこなしたことや、スマートメーターを無停電で交換でき、現場の省エネ化・省人化に寄与する「無停電交換用コネクタ」など新製品の販売を拡大などが売上に貢献した。また産業機械向けの汎用制御機器が市場回復を受けて好調だった。変電所などのシステムのデジタル化に対応した製品開発も進んだ。