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パナソニック電工 幅広い傾斜検知に対応「1軸加速センサ」発売

パナソニック電工は、静電容量式を採用し、高精度・高信頼性を実現したスタンドアローンタイプ「1軸加速度センサGF1」を発売した。オープン価格。

同社は、セラミックパッケージタイプの1軸・2軸加速度センサを発売し、カーナビゲーションシステムの位置精度向上機能などで実績がある。GF1は、このセンサを防水構造のハウジングに収納。コネクタ接続により用途の幅をさらに拡大した。

オフセット温度特性〓〓33ミリグラムという優れたオフセット温度特性を実現、高信頼性を確保した。さらに、外気温による性能のバラツキを抑えるとともに、防水構造ハウジングに収納することで、季節や地域に関わらず一定の性能を実現するので、様々な環境下で使用される自動車などの輸送機器用途に最適である。

100ms以下という高応答性を実現。

傾斜検知用途において、従来の加速度センサや他方式での傾斜検知に比べ応答性が高く、精度の高い傾斜検知が可能。

36・5×58×33ミリの小型サイズで、機器の高機能化や小型化に貢献する。

高精度センサをモジュール化することで車載や農機、建機、福祉車両などの輸送機器に展開できる。