FA(産業)用コンピュータは、厳しい使用環境条件においても信頼性が高く、長期的に安定供給されるコンピュータとして、装置のコントローラから生産設備の情報収集端末まで、幅広い用途に使われている。FAパソコンとパネルコンピュータを合計すると国内の市場規模は2008年で350億円、09年は300億円前後と推定されている。今後は、産業界におけるOSの遷移などが緩やかに進むものと予測されている。また、地球環境問題への取り組みや、各種ベンダーなどとの協業で新しい価値を持った製品が市場に登場してくる可能性も秘めている。