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国内販売比率50%へオプテックス・エフエー営業拠点を増設

オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、変位センサや画像センサ、さらにLED照明機器事業が好調に推移していることから、営業拠点の増設と人材を確保し国内販売を強化、国内の売り上げ比率50%達成を目指す。

同社は、主力の変位センサ、画像センサ、さらに汎用センサが、中国をはじめとする新興国での急速な需要拡大と、国内での半導体・電子部品・自動車業界での設備投資を背景に好調に推移しており、今期(12月決算)は増収増益となる予想を立てている。

特に、今期は国内での売り上げが2桁以上増加していることから、本社がある京都、東京営業所、名古屋営業所に加え、今年は福岡に営業所を新設し、販売網のさらなる強化を図った。

当初は、東日本にもう1カ所営業所を開設する予定であったが、東日本大震災により延期、来年か再来年には開設する方針で、今後は人材の確保と教育を推進し、数年後には全国で合計約10カ所の営業拠点を築く方針である。中でも関東地区は同社の顧客が多く、拠点構築に注力する。

ここ数年注力しているLED照明機器事業は、ローコストで明るく照射にムラがないというセンサメーカーとしての特徴を生かし、順調に成長している。今後も新製品を積極的に投入する方針で早期の売上高10億円体制を目指している。