TOTOのグループ会社TOTOベトナムは、ハノイ市近郊フンイェン省に第4工場を新設し、7月から稼働を開始した。
第4工場は、大便器やタンクなど衛生陶器の製造拠点となり、生産工程を通しての省力化や自動化、焼成時の約1200℃の高温に耐える2次元コードを用いた個体識別システム等を導入し、品質と生産効率を向上。年間約100万ピースの生産能力を持ち、TOTOベトナム全体での衛生陶器の生産能力は約1.4倍まで引き上げている。またエネルギー効率の高い最新鋭の高効率焼成窯の導入などによりCO2排出量を抑えている。
鉄筋3階建で、延床面積は10万平方メートル。投資金額は約134億円。