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日東工業 オープン型サーバーラック発売 高密度実装に適す

【名古屋】日東工業は、サーバーの高密度実装に適したクラウドサービス向けオープン型サーバーラック「FCPシリーズ」を発売した。

これは、仮想化技術を用いたクラウドシステム構築に必要とされるサーバーの高密度実装を実現、クラウドデータセンターに適している。

機器実装用マウントフレームと配線収納用リアフレームを前後に分離した構造により、高い堅牢性と収納性を両立している。マウントフレームは、マウントアングルとフレームタテを一体化、2連一体架は、中間部のフレームを共有化した構造を採用。

耐震性能評価とCAE構造解析による最適設計で、マウントフレームの許容荷重は1000キログラム、耐震強度も業界最高レベルを実現し、信頼性と安全性が向上。

リアフレームは、コンセントバーと配線保持部材を自在にレイアウト可能で、配線スペースを最大限に確保している。機器の奥行きサイズ、コンセントバー、配線の収納容量に合わせてサイズが選択できる。

また、2連一体架の連結により、連結部材と連結作業工数を大幅に低減、作業性が向上している。

単体架の外形寸法は、横600、縦2000~2310、深さ1000~1100ミリ。2連一体架の外形寸法は、横1200、縦2000~2310、深さ1000~1100ミリ。

連結・高密度実装の大規模データセンター、コンテナ型データセンターなどでの使用に適している。