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PCB端子台・電磁リレー JIS規格制定、NECAが原案作成参画

「銅導体用プリント回路板端子台」と「電磁式エレメンタリリレー」の2製品でJIS規格が2020年3月23日付で制定された。

銅導体用プリント回路板端子台(JIS C8201-7-4)は、プリント回路板端子台(PCB端子台)としては初めてのJIS制定で、IEC規格と整合化している。

取付、定格値、試験方法(エージング試験・熱的特性等)、表示方法、大電流プリント回路板とプリント回路板端子台の接続例などを定めている。

電磁式エレメンタリリレー(JIS C61810-1)は、リレーの用途拡大(情報機器、運輸機器など)に伴い、定格値の拡張・安全性向上のためのリスクアセスメント追加・ルーチン試験などの追加を行ったIEC61810-1が改訂されたことに伴い、JIS C4540-1を廃止し、新たな規格を制定した。

今回の規格では、制御用電磁リレーについての構造、定格値、形式試験、ルーチン試験,リスクアセスメント、表示方法などを定めている。

いずれの規格も、日本電気制御機器工業会(NECA)が原案作成機関として、日本規格協会と共同で原案を作成し、制定・改正に参画した。