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IDEC 東京センサ買収 安全機器分野を拡大

IDECは、テープスイッチやマットスイッチの専門メーカーの東京センサ(東京都江東区、霜越明社長、資本金1000万円)を買収し、子会社化する。取得日は7月2日。取得価格は非公開。

東京センサは1983年8月設立で、従業員数は28人。安全対策として使用されるテープスイッチやエッジスイッチ、バンパースイッチ、マットスイッチなどを自社で開発し販売している。売上高は約6億円。

IDECは、機械安全や防爆などのセーフティ事業を注力分野のひとつとして取り組んでいるが、テープスイッチやマットスイッチは持っていない。

今後安全・安心ビジネスがさらに拡大するとして、製品ラインアップを広げ鉄道、建設、アミューズメント、介護など幅広い業界へのアプローチを強める。

また、ロボットの安全へ静電容量センサ技術を応用したジャケットや、東京センサ製品の防爆化などの新製品開発を進める。

さらに、東京センサの海外販売比率約20%を両社の販売網を活用することでさらに高める。