オーム電機(浜松市北区、戸塚しづ子代表取締役社長)は、環境省より「平成28年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」において、「制御盤用クーラの低GWP化による温室効果ガスの削減」の取り組みにより、「技術開発・製品化部門」において表彰された。
同社は新冷媒「HFO-1234yf」を採用した制御盤用クーラ「クールキャビ ノンフロンシリーズ」を開発、商品化。HFC冷媒仕様の従来機種と同等の「冷却能力、消費電力、寸法、質量」で、GWP(Global Warming Potential)値99%以上の削減を実現。仮に現在国内で販売されている制御盤用クーラがすべて同じ冷媒を採用した製品になった場合、CO2換算で年間約1万5000トン の温室効果ガスが削減でき、HFC資料量では年間約10トン の使用料削減が可能となる。