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GE ソフトウェア関連開発の専用環境スタート 2020年までに売り上げ150億ドルへ

GEは、2015年のソフトウェアと関連ソリューションの売り上げと今後の展開、さらにインダストリアル・インターネットをさらに加速させるための新製品を発表した。

15年のソフトウェアと関連ソリューションにおける同社の売り上げは50億ドル超、受注額で60億ドルになり、これを2020年までに150億ドルまで拡大。さらに今後について、航空機産業、エネルギー、ヘルスケア、運輸といった事業分野に対する高い専門性と、Predixをはじめとするデジタル技術を組み合わせて、2250億ドルの「インダストリアル・アプリ経済」を開拓する。

同社のジェフ・イメルト会長兼CEOは「インターネットはコンシューマーに提供する価値を大きく変容させたが、インダストリアル分野では、まだそこまで行っていない。GEは、産業機器とソフトウェアという物理的な世界とデジタルの世界を融合させることで変革を推進していく」としている。

また、新製品としてインダストリアル分野のソフト開発の専用環境として「Predix・io(プレディックス・アイオー)」を発表。インダストリアル向けアプリケーションのための基盤となり、15年末までにPredixと厳選されたアプリが展開される予定。