ターク・ジャパン、AI搭載の3軸振動・温度センサ「QM30VT3」発売 回転機器の振動監視をシンプルに

ターク・ジャパンは、専門知識がなくても設備の振動診断を可能にする状態監視センサ「QM30VT3」を発売した。
同製品は、モーターやギアボックスなどの回転機器を対象とし、振動と温度を同時に監視する状態監視用3軸振動・温度センサ。組込みAI「VIBE-IQ」を搭載し、AIが設備の通常運転状態を自動で学習し、振動の基準値と警告やアラームのしきい値を自動生成。これにより複雑な手動設定や専門知識、外部解析ソフトなしで高度な状態監視が実現できる。高周波エンベローピング(HFE)に対応し、低周波振動に埋もれがちな軸受の初期摩耗や潤滑不良、微小な衝撃や欠陥といった兆候を抽出し、故障の初期段階での検知を可能し、現場経験に依存することなく、突発的な故障を未然に防ぐ予兆保全を手軽に導入できる。
またX・Y・Zの全3軸で超低ノイズ振動監視を行い、全方向を逃さない、より正確な状態把握が可能。一般的なMEMSセンサと比較して、第3軸で最大3倍のノイズ低減を達成し、これにより軸ずれ、回転アンバランス、初期段階の異常振動を設置方向に依存せず検出できる。
高速回転機器は短時間サンプリングで広帯域監視、低速回転機器は長時間サンプリングで高分解能監視し、用途に応じた最適な振動解析が可能。HFEとの組み合わせにより、低速設備の予兆検知にも効果を発揮する。
振動データに加え、−40~105℃の温度測定にも対応し、設備状態を総合的に把握。
本体は、30mm四方のコンパクトな筐体でマグネットマウントに対応し、狭い場所への設置も容易となっている。

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