フエニックス・コンタクト、リモートアクセス用クラウド「mGuard Secure Cloud」国内サービス開始

フエニックス・コンタクトは、産業設備向けのリモートアクセス用クラウド「mGuard Secure Cloud」の日本国内でのサービス提供を開始した。
同サービスは、遠隔地にある産業設備に対し、セキュアで費用対効果の高いリモートメンテナンス環境を提供するもので、欧米ではすでに10年以上の実績を持つ。日本でも人手不足や移動コスト高騰によってリモート保守の需要が高まるなか、自社でのサーバー構築不要で導入できるソリューションとして展開する。クラウド上のウィザードに従って設備側のmGuard Secure Cloud対応機器と監視クライアント端末用の設定ファイルを簡単に生成し、それらを機器と端末に読み込ませるだけシステム構築の工数を大幅に削減できる。
VPN接続による高度なセキュリティに加え、2要素認証や役割設定、サブネットアクセス制限などの機能を備え、欧州サイバーレジリエンス法(CRA)への準拠も予定している。また、通信規制のある中国の設備に対しても、安定した通信を提供するオプション「China VPN+」を用意ている。
同時2ユーザーアクセス、月間データ通信量8GBまで無料で利用できるプランを用意し、導入のハードルを下げている。対応端末はWindows、Linux、iOS、Androidなど多岐にわたり、作業者の環境に合わせた柔軟な運用が可能となっている。
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