安川電機、更新需要向け太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL P3H」発売 絶縁型で既設P2シリーズと互換

安川電機は、産業用低圧・高圧向け太陽光発電用パワーコンディショナの更新需要に対応した三相200V級絶縁型パワーコンディショナ「Enewell-SOL P3H」(9.9kW/10kW)を発売した。
同製品は、2012年のFIT導入以降に普及した設備の更新時期到来に加え、2025年にJET認証期限を迎える同社製品「Enewell-SOL P2A/P2H」の後継機種として開発。既存製品と同等の外形サイズ・取付仕様を維持しつつ、最新の系統連系技術要件やEMI規制(CISPR11 第6.2版)に対応し、スムーズな置き換えを可能にする。
絶縁トランスを内蔵し、外部トランスなしで低圧三相配電線に直接接続が可能。更新需要に対応するため、9.9kWと10kWの2容量を展開し、設備容量変更手続きもいらず、他社製品からの置き換え用アタッチメントも用意。 またFull SiC構成とDAB回路採用により高効率を実現し、IP55相当の重塩害対応や主回路電解コンデンサレスによる長寿命設計も備え、高速自家消費制御機能も標準搭載している。

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