ヤマハ発動機、7軸協働ロボット「Yamaha Motor Cobot」発売 DC48V専用コントローラも

ヤマハ発動機は、7軸協働ロボット「Yamaha Motor Cobot」を、専用コントローラと合わせて発売した。
同製品は、3つの移動軸(X軸、Y軸、Z軸)と3つの回転軸(ロール、ピッチ、ヨー)の6軸にもう1軸(腕をねじるような肘軸)を加えた7軸構成で、人間の腕に近い動作自由度を実現。狭小スペースへの潜り込みや障害物を避け、回り込んでの目標物へのアプローチが可能となり、さまざまな工場内のレイアウトに対応でき、ロボットを柔軟に配置することができる。全軸に高精度トルクセンサを内蔵し、コンプライアンス制御によるしなやかな動きと、作業者と接触した場合に停止する高い安全性を両立する(TÜV SÜD機能安全認証取得見込み)。最大アーム長1300mm、最大可搬質量10kgで幅広い業種に対応する。
同時発売の専用コントローラはコンパクト設計で、DC48V入力に対応。AGV/AMRとのバッテリー共通化が可能で、ロボットをAGV/AMRに搭載した状態での運用も容易にする。プログラミングは、従来の記述式に加え、ブロックを繋ぎ合わせる簡単なビジュアルプログラミングにも対応している。

https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2025/1023/cobot.html

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