IPC、はんだ付けコンテスト日本大会 優勝は三菱電機 鎌倉製作所の森谷玲於氏

エレクトロニクス業界の国際標準化団体のグローバル・エレクトロニクス・アソシエーション(GEA、旧団体名IPC)主催による「IPCはんだ付けコンテスト2025 日本大会」が、2025年10月に名古屋で行われ、三菱電機 鎌倉製作所の森谷玲於氏が見事優勝に輝いた。
同コンテストは、はんだ付けの世界一を決定する大会の日本大会にあたるもので、全国の多数の応募者から1次・2次予選を突破した精鋭32名が本選に集結。本選では、チップやQFPなどの表面実装部品および挿入部品を対象に、部品の取り外し、取り付け、機能テストまでの一連の作業を通じて、総合的なはんだ付けスキルが競われた。審査は、IPC-A-610とJ-STD-001による品質判定、およびIPC-7711/21によるリワークリペアの手順と品質に基づいて行われた。
日本屈指の技術者たちが競う中、三菱電機 鎌倉製作所の森谷玲於氏が第一位となり、準優勝は三菱電機 電子通信システム製作所の原知輝氏、3位はリコーPFUコンピューティングの米村慎介氏が受賞した。



