日新電機、京都市に配電盤の新検査工場を建設 50億円投資

日新電機は、本社東隣地(京都市右京区)に配電盤用の新たな検査工場を建設する。2027年4月末の竣工を予定。総投資額は約50億円。
新工場は、鉄骨造り4階建て、延床面積約8300平方メートル。半導体工場や蓄電所の拡大を背景とした受変電設備の需要増に対応するため、生産・検査体制を再編。生産組立は九条工場(京都市南区)、製品検査は新工場が担う。
新工場では、IoTなどを活用した生産改善を進め、エア搬送システムを活用したデッドスペースの抑制、PLCを活用した検査デジタル化、データ自動生成、ペーパーレス化などにより検査リードタイムを短縮し、検査能力を年間10%増加させ、製品をより迅速に提供する。また、蓄電池併設の太陽光発電で再エネ比率66%を目指すスマート工場となる。

https://nissin.jp/news/250828-01

TOP