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- 2022年12月8日
安川電機とアステラス製薬、合弁会社「セラファ・バイオサイエンス」設立 再生医療の製造プラットフォーム開発・提供
安川電機とアステラス製薬は、再生医療等製品の製造プラットフォームの開発とサービス提供を行う合弁会社「セラファ・バイオサイエンス」を設立した。
再生医療では細胞を薬として使用し、その細胞薬は「Process is Prodduct」、生産プロセスそのものが製品と言われ、いかにプロセスをデータ化し、それを再現できるかが重要で、事業化には、手作業によるばらつきや研究・開発から製造に移行する際の技術移管の難しさ、高コストが課題となっていた。
それに対し新会社では、アステラス製薬の細胞医療やGMPに関する専門性と、安川電機の精密ロボティクスとAI技術を融合し、安川電機の子会社であるロボティック・バイオロジー・インスティテュートが開発した汎用ヒト型ロボット「まほろ」を活用した、高精度で再現性の高い細胞培養プラットフォームの開発と提供を行う。アカデミアやスタートアップなどに提供して細胞治療薬候補の製造プロセスの開発、GMP施設での治験薬の製造を支援するほか、デジタル化された製造工程を他製造拠点の「まほろ」にワンクリック転送で移行し、GMP条件を満たす細胞製造プラットフォームの開発などを行う。




