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- 2016年10月5日
アドバンテック、AMR制御用エッジコンピュータ「EBC-RC04」発売 3Dセンシングシステム対応

アドバンテックは、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)とSunny Optical Intelligence Technology(Sunny OIT)との開発パートナーシップで開発した3Dセンシングシステム対応「Multi dToF/RGB LiDAR System」対応のAMR制御用エッジコンピュータ「EBC-RC04」を発売した。
「Multi dToF/RGB LiDAR System」は、アドバンテックのAMR制御用エッジコンピュータ「EBC-RC04」とSSSのAMR向け自律走行支援ソフトウェア「Robotics Package」 、低コストで高精度・広範囲な3Dセンシングを実現するSunny OITのカメラユニット「HYT001-EX」で構成。従来のAMR向け3Dセンシングでは、ステレオカメラや2D LiDARをベースとした構成で、測距精度の限界、死角の多さ、複雑な環境での認識精度の低下という課題があったが、同システムでは、dToF方式を採用した「HYT001-EX」に対応することで、広範囲で高精度な距離測定に加え、従来のセンサでは困難だった複雑な環境下でも安定した環境認識を実現することを可能としている。武蔵精密工業が販売するAMR新機体(SmooV)に搭載され、ロジスティードソリューションズによる商用利用が開始される予定となっている。
「EBC-RC04」は、NVIDIA Jetson Orin NXモジュールを搭載した一体型キャリアボードで、120×100ミリメートルのコンパクトなデザインが特長。HYT001-EX専用のインターフェースを標準搭載し、AMR制御用の豊富なI/Oインターフェースを備える。Wi-Fi無線通信に対応し、DC12-24Vの電源入力に対応している。
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