- FA業界・企業トピックス
- 2024年9月9日
「日本スタートアップ大賞2025」決定 大賞は小売・物流現場向けAIロボット「Telexistence Inc.」が受賞

社会的インパクトのある新事業を創出したスタートアップを表彰する「日本スタートアップ大賞2025」が決定した。
最高賞となる日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)は「Telexistence Inc.」が受賞。同社は主にコンビニなどの小売業や物流業など社会インフラ向けに自社開発のAIロボットを展開。大手コンビニエンスチェーンの店舗での商品陳列を担うAIロボット「Ghost」や大手物流企業へのケースのデパレタイジングを行うロボットを提供している。
日本スタートアップ優秀賞(経済産業大臣賞)の「WHILL」は、近距離移動のモビリティ・ソリューションを展開。日本と欧米を中心に空港や大型病院、テーマパーク、ホテルなどで移動を助けるサービスを展開し、日本全国の介護事業者、自動車販売店、家電量販店など3000店舗超で製品販売も行っている。
このほか、農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)は、ゲノム編集などを使って水産物の品種改良を進める「リージョナルフィッシュ」。大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)は、小型衛星技術を基盤として災害監視・環境対策・農業支援などを手掛ける「アクセルスペースホールディングス」。医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞)は、日本最大級の医療支援プラットフォームを提供する「ファストドクター」。国土交通スタートアップ賞(国土交通大臣賞)は、ドローンソリューションと運航管理システムで低空域のインフラ構築を開拓する「Terra Drone」。情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)は、音声技術とAI活用によるコミュニケーション課題の解決に取り組む「RevComm」。防衛スタートアップ賞(防衛大臣賞)は、小型SAR衛星と地表面の変動をmm単位で検出可能な高精度解析技術を強みとしてデータソリューションを提供する「Synspective」。審査委員会特別賞は、女性向けキャリアスクールを展開する「SHE」と、保育施設のDXを推進する「ユニファ」が受賞した。
https://www.meti.go.jp/press/2025/08/20250827003/20250827003.html
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