SMC、安全通信対応フィールドバス機器「EX600」発売

SMCは、安全通信対応のフィールドバス機器「EX600」を発売した。
同製品は、EtherNet/IP、CIP Safety、IEC 61508/IEC 62061 SIL3、ISO 13849 PL eに対応し、安全入出力と汎用入出力を一つのマニホールドに集約したフィールドバス機器。安全PLCからの指示により、安全出力をOFFにしてバルブや外部への電源供給を遮断し、安全状態に移行する。
安全出力は24V側と0V側の2つの安全スイッチにより冗長化されており、常に診断を行い異常を検出した場合は安全スイッチをOFFにして安全状態に移行する。安全入力は、残圧排気弁の主弁位置検出やレーザカーテンなどの安全入力対応機器を最大16点接続可能。
安全入力は、単一入力（1oo1）時は16点安全入力（SIL2, PL d）、二重化入力（1oo2）時は8点安全入力（SIL3, PL e）で取得可能。
フィールドバスモジュールに直接設定ができ、別途に市販の安全入力／出力ユニットがいらず、設備立ち上げやメンテナンス作業の効率化、レイアウトの簡素化と省配線に貢献する。

https://www.smcworld.com/newproducts/ja-jp/25/ex600-fvc