村田製作所、マイクロ一次電池事業をマクセルに譲渡

村田製作所は、子会社の東北村田製作所(福島県郡山市)とともに手掛けるマイクロ一次電池事業を、マクセルに譲渡する契約を締結した。譲渡価額は約175億円。事業を新設会社に承継させた後、2025年度内に全株式をマクセルに譲渡する。
譲渡対象は、コイン形リチウム電池や酸化銀電池、アルカリボタン電池事業で、2017年にソニーから取得した事業の一部。
今回の事業譲渡により、村田製作所は経営資源を円筒形リチウムイオン二次電池事業に注力。パワーツールやESS(エネルギー貯蔵システム)市場を主軸に、二次電池事業の競争優位性を高め、さらなる成長を目指す。マクセルは本買収により、マイクロ一次電池の製品群と事業基盤を大幅に強化する。

https://corporate.murata.com/ja-jp/newsroom/news/company/general/2025/0616

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