オートメーション新聞の配布手段を紙だけでなくPDFにも広げてもう4年近くが経つ。それが浸透してきたからか、「いつも読んでいる」「便利だ」という声をいただくことが増えた。以前は、「存在は知っている」「展示会で見たことがある」「WEBで見ている」という声が多かったが、最近は明確な「読者」と出会うようになった。本当にありがたいことだ。
PDFでの送付は、コロナ禍になってすぐの頃からスタートした。データ置き場を公開するところから始め、メールマガジン形式での送付、いまはWEBサイト上にバックナンバーも公開している。紙だと回覧になるので、届く範囲が限られていた。PDFだと希望者に確実に届き、かつそこからの拡散や共有もある。おかげで、いまや弊社の知らぬところまで届いていたりもする。
WEBの場合、Google検索からある記事ページに辿り着き、それだけ見た人でも1読者(ユーザー)としてカウントされる。しかしPDFの場合はそうではない。わざわざPDFをダウンロードし、記事の集合体を見て、初めてそこで1読者となる。同じ1でも質が全然違う。その上で「役に立っている」「面白い」と言ってもらえるのだから喜びもひとしおだ
最近は「リスキリング」が流行り、AIや新たな技術を習得すべしというのがトレンドだ。しかし、私たちは最前線の現場で日々戦っている。新しいスキルやトレンドに目を向けるのもいいが、まず足元の自らの業界や競合企業、お客様の情報を頭に入れ、日々の業務をレベルアップさせ、売上を上げることの方が先だろう。自分が属する業界の情報は、普段の業務に必ず役に立つ。そこを厚くしてこそ新しいスキルが生きてくる。弊紙に限らず、専門紙(誌)や専門書に日常的に目を通すことは、一見地味だが、個々の社員のレベルアップに向けて良いトレーニングになる。オートメーション新聞PDF版は、現在の年間購読料以外の追加料金はかからない。PDFで読みたいという人はお気軽に問い合わせしてほしい。