横浜ゴム、ルーマニアに鉱山・建設車両用タイヤの新生産拠点を取得 投資額約55億円

横浜ゴムは2025年5月22日、ルーマニアの子会社ヨコハマTWSルーマニアを通じ、同国メヘディンチ県に鉱山・建設用車両向けタイヤ(OTR)の新生産拠点を取得した。取得資産は閉鎖工場で、土地(約20万平方メートル)、建物、生産設備が含まれ、取得価額は3500万米ドル(約55億円)。
今回の取得は、中期経営計画「YX2026」で掲げる「うなぎ昇りの成長」を果たすためのもの。最近実施したグッドイヤー社のOTR事業買収に続く動きであり、欧州におけるOTRタイヤの生産能力を大幅に増強することを目的とする。
横浜ゴムは、今回の拠点取得により、農業用から鉱山・建設用まで、オフハイウェイタイヤ(OHT)の全てのカテゴリーにおいて強力な商品ラインアップと生産・供給体制を確立する。

https://www.y-yokohama.com/release/pdf/2025052216mg001.pdf

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