I-PEX、東京都町田市に新R&Dセンター稼働 投資額20億円 高速伝送コネクタ開発加速

I-PEXは、東京都町田市のコネクタ開発拠点「東京R&Dセンター」を同市内で移転・拡充し、2025年5月に本格稼働を開始した。総投資額は約20億円。新施設は鉄骨造り4階建て、延床面積は約2977平方メートルで、従業員118人が勤務し、コネクタの研究開発、製品開発、品質保証の拠点となる。
東京R&Dセンターは、ノートPC内部接続用で業界標準となった「CABLINE-VS」などを開発した中核拠点。新センターは、中長期計画「I-PEX Vision 2030」達成に向け、次世代通信を支える高速伝送・高周波対応コネクタの開発を加速させる戦略拠点として整備し、EMCや高周波の評価が可能な3m法電波暗室を新たに導入したほか、光伝送の測定・解析機器なども大幅に拡充し、次世代デジタル通信技術を支える技術強化を進める。

https://corp.i-pex.com/ja/topics/tokyo-r-and-d-center-relocated-and-expanded-for-full-scale-operations-accelerating-development-of-high-speed-transmission-and-high-frequency-connectors