
コーミは、創業75周年を迎える2025年7月より、愛知県豊橋市三弥町に新工場「コーミ三弥工場」の建設を開始すると発表した。犬山工場からの設備と機能移設が目的で、投資額は約42億円。2026年6月に竣工、同年9月に稼働を開始する予定だ。
新工場の敷地面積は1万0665平方メートル、延床面積は7849平方メートル。操業開始時には、デラックスこいくちソースや焼そばソースを中心としたウスターソース類を生産し、生産能力は1日あたり30トン(500mlデラックスこいくちソース6万本相当)を見込む。
コーミ三弥工場は、老朽化対策に加え、「コミュニケーション拠点」をコンセプトとしている。工場内にキッチンとセミナールームを設置し、消費者とのコミュニケーションを強化。将来的には、管理圃場と合わせて「農場から食卓まで」をワンストップで体験できるエリアを目指す。最初の取り組みとして「トマト育成からトマトケチャップを味わうまで」の体験を提供する計画だ。
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