オートメーション新聞の過去発行号が無料で読めるバックナンバーを公開中!詳細はこちら

たけびし、日立製作所と製品トレーサビリティソリューション提供開始 OTデータ収集強化で品質・リスク管理高度化へ

たけびしと日立製作所は、日立のIoT/データ利活用支援プラットフォーム「Hitachi Intelligent Platform(HIPF)」と、たけびしの「デバイスゲートウェイ」を連携させた技術検証を実施。メーカーや世代の異なる産業機器のOTデータを、ノーコードで容易にクラウド上に収集できることを確認した。この検証に基づき、両社の製品を組み合わせた製品トレーサビリティソリューションを提供開始する。
同ソリューションは、HIPFのデータ収集機能「Hitachi Data Hub」がたけびしのデバイスゲートウェイと連携し、PLCや工作機械、ロボットなど産業機器のOTデータ収集がノーコードで容易になる。さらに「IoTコンパス」と高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binder」を組み合わせることで、IT/OTデータと製造プロセスを紐付け、工場内の仕掛品や商品の状態をタイムリーに把握できる。これによって各部品の仕入先から製品の納入先まで追跡可能なシステムを構築。不具合原因の迅速な調査(トレースバック)や影響範囲の特定(トレースフォワード)を実現し、品質管理の向上やリスク管理の強化が可能になる。

https://www.takebishi.co.jp/news/detail/?id=674