多摩川精機、ベトナムに新工場 EV向けセンサー「Singlsyn」を一貫生産へ

多摩川精機のベトナム生産拠点・TAMAGAWA VIETNAM CO., LTD(TVC)は、クアンニン省アマタシティ・ハロン工業団地内に新工場を開所した。新工場では、電気自動車(BEV)やハイブリッド車(HEV)の駆動モーターなどに使用される回転角度センサー「Singlsyn(シングルシン)」をプレスから組立まで一貫生産し、拡大する環境対応車の需要に対応する。
今回竣工したのは第一期工事分で、敷地面積約2ヘクタール(約2万平方メートル)、鉄筋平屋建ての工場(延床面積1.2ヘクタール、1万2000平方メートル)となる。2025年7月の生産開始を予定し、第一期の社員数は約230人を見込んでいる。将来的には第二期・第三期計画にも着手し、計3棟の工場体制を計画している。
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