
THKは、中トルク形ボールスプライン「LF形」について、新たにスプライン軸径φ80の「LF80形」とスプライン軸径φ100の「LF100形」の2形番を追加した。
ボールスプラインは、精密研削されたスプライン軸の転動溝をボールが転がることで、ナットが滑らかな直線運動を行いながらトルク伝達も可能な直線案内製品。「LF形」はフランジを利用してハウジングにボルトで固定できるため組付けが容易で、ハウジングにキー溝加工を施すと変形する恐れがある箇所や、ハウジングの幅が狭い箇所への設置に適している。
これまでスプライン軸径φ6からφ60までの計11形番を展開していたが、今回の大型サイズの追加により、医療機器や半導体製造装置をはじめ、より幅広い機器・装置への対応が可能となる。
https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-16042025-1.html